文化部会92

2012年9月15日(土)

 

音楽と物語の世界「時駆ける星たちの歌」
ピアノ:秋場敬浩 朗読:稲垣勇一

コンサート

コンサート

 第2回目となる秋場敬浩さんのピアノと、稲垣勇一さんの朗読の夕べは、「時駆ける星たちの歌」と題して、エストニア共和国の作曲家の描いた不思議な菱星の世界を彷彿とさせる時を過ごせた特別なひとときでした。

 優しい流れるような調べと、力強いたたくような音に驚かされたり、超技巧的で難解な部分もあったりと今回は特に秋場さんの演奏の魅力に参加者が一体となった感がありました。

 北半球と南半球の民族の伝説から星座の話を語る稲垣さんの静かな声と相まって、夜空の星たちがきらめいている様子が見えるようでした。

 今回は、特にいつもとは違う特別なイベントを届けることができたのではと思われました。。

   感想・要望:アンケートより

・ シサスクという人が大変 気になります。(女性 20才代)

・ ピアノの演奏、朗読とてもよかったです。生の演奏は迫力がありますね。(女性 40才代)

・ 美しいピアノとあたたかい朗読で、とても心地よい物語を奏でていただき、ありがとうございました。(女性 40才代)

・ 複雑な音の絡みと、力強い演奏、なによりピアノの余韻を楽しめました。激しい演奏と穏やかな物語の語り口がとてもマッチしていました。(女性 50才代)

・ 空間に漂っている不思議な感覚に包まれました。いろいろなテクニックを間近に見ることができてよかったです。(女性 50才代)

・ シサスクの音楽は初めてでしたが、とても興味深かったです。“星”だと、もっと高音とか、きれいなメロディが多いのかなと思っていたのですが、低音(=暗黒?)が印象的でした。物語はどれも新鮮で、語り口調も、ムードがあって良かった。それぞれよりも、音楽と語りでより、深まったと思います。(女性 50才代)

・ 普段なじみのない音の重なりやリズムに内臓をつかまれたような衝撃を受けました。最初に作曲者のお話を伺ったので、演奏者と作曲者が重なって見えました。不協和音であるのに、調和がとれている、不思議な音楽に宇宙を感じました。演奏から目が離せなかった。稲垣先生のお話も、あまり内容を考えずその音(声)と間合いを堪能しました。ひととき日常の煩わしさや孤独を忘れました。興奮が冷め、今は心地よい疲労感を感じています。ありがとうございました。(女性 50才代)

・ こんなピアノ曲があるのか、こんなピアノの弾き方があるのか…と何とも不思議で魅力的な音楽会に引き込まれました。ピアニストの美しい指が印象的でした。うみへび座が一番情景が浮かんできました。曲と曲との間の朗読でよりイメージがふくらみました。(女性 50才代)

・ 高音は星々のきらめき、低音は物語。詩の語りと演奏の面白さを見ていた。(女性 60才代)

・ 動と静のすばらしいピアノと朗読。次回もぜひ楽しみにしています。(女性 60才代)

・ 朗読とピアノのコラボレーション、とてもよかったです。(女性 60才代)

・ 長身でイケメンのピアニスト秋場さんの、大きな長い細い華奢な指での力強い迫力の演奏に、ただただびっくり! また稲垣先生のはっきり、わかりやすい朗読とのコラボ。この余韻、ずっと消えそうにありません。有難うございました。(70才代)

* 他の方からも、賞賛やご意見が寄せられました。

今後の催し物として、このようなコンサートや人形劇等のご要望がありました。皆様のご意見に沿えるよう努力して参ります。

 

プログラム