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学習部会

 

活動報告
「信州ゆかりの文学者たち」〜堀辰雄を中心に〜
平成17年9月14日(水)

「信州ゆかりの文学者たち」の講座は受講者33名で、大変好評のうちに終了しました。
そのうち26名の方が軽井沢文学散歩に参加されました。
当日は暑さが残っていましたが、木陰に入れば爽やかな風が吹いて
皆さん、元気に歩かれていました。

相馬先生のご案内で、まずは堀辰雄文学記念館を訪れました。
館内では写真を見ながら先生のレクチャーを受け、旧堀辰雄邸の前で集合写真を。
その後軽井沢高原文庫に移動し、立原道造詩碑・野上弥生子書斎・堀辰雄山荘を見学。
毎夏、高原文庫の庭で開催される集いのお話などを聞きながら、向かい側にある有島武郎別荘「浄月庵」へ。
昼食後は聖パウロ教会の手前までバスで行き、そこから歩き始めました。
「風立ちぬ」に書かれた教会に立ち寄り、いわゆる水車の道を散策。
旧軽銀座の裏側にこんなに静かな軽井沢らしい小道が残っているんですね。
片山広子の別荘では芥川や堀が歩いた同じ場所に佇んでいることの不思議を感じ、又お話を聞いていると、「美しい村」や「風立ちぬ」の風景が浮かびあがって来るようでした。
「つるや旅館」「室生犀星詩碑」などを見た後、バスで万平ホテルへ。
ホテルから静かな石を敷き詰めた小道を辿り、川端康成の別荘跡へ。
ここで堀辰雄は「風立ちぬ」の最終章「死のかげの谷」を書き上げたとの事。
その折のお話などを聞いた後、ホテルに戻りカフェテラスでゆっくりとお茶をいただき、帰宅の途に着きました。

バスの中で、又道すがら一生懸命ご案内くださった先生と、熱心に聴講し、文学散歩に参加して下さった皆さんに心から感謝申し上げます。


講師の相馬先生のレクチャー


旧堀辰雄邸の前で集合写真


相馬先生のレクチャー

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