文章/執筆講座
NPO法人上田図書館倶楽部では、平成19年から6期にわたって、上田情報ライブラリー(上田市立図書館)と協働で、執筆編集講座を開催してきました。これは市民のみなさんがご自分の人生の記録や、研究成果を執筆するための講座で、プロの編集者の個別指導を受けながら100ページ程度の作品を完成させてきました。作品は、図書館に寄贈し、保存、貸し出しをしています。
55作品のタイトル一覧はこちら
2014年(平成26年) 文章基礎講座
自分史・仕事録・趣味の記録などをテーマに、魅力的な文章の書き方を学び、具体的な指導を受けます。
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先着25 名
受講料:3,000 円(上田図書館倶楽部会員は2,400 円)(初回時にお支払い下さい)
申込:5 月10 日(土)10:00 以降
電話で上田情報ライブラリーへ。電話0268-29-0210
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日時及び内容: 全3 回(午後2 時~4 時)
講師:酒井春人さん
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1回 第1 章 6/7(土)
作文を始める前に
① 何を目的に何を書きたいのか ②.設定したテーマと自分との関わり ③自分の考えを展開する ④文章の構成 ⑤主題を引き立たせる脇役の設定 ⑥その他
2回 第2 章 6/21(土)
具体的な文章の書き方
① 短文で表現 ②美しい文章の書き方 ③読点の付け方④表記の統一と基本ルール ⑤タイトルの使い方⑥その他
3回 第3 章 7/19(土)
書いた文章を推敲する
① テーマが明確になっているか ②誤字・脱字などのチェック ③第三者の意見を聞く ④最終の手直し⑤受講者の添削結果を踏まえて
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*第2回目終了後に原稿用紙3枚程度の文章を書いていただきます。その添削の結果、気付いた点をお話します。
付記 講座終了後、受講者の中から6人を選定。その方は「執筆編集講座」に進んで冊子にまとめ、図書館に寄贈します。(執筆編集講座は別途5,000 円かかります。全6回:9~2月)
2013年(平成25年) 執筆講座
第5期執筆編集講座が終了しました
昨年10月から半年にわたって開かれました執筆編集講座が終了しました。図書館の資料やデータベースを活用して、仕事録や研究記録を残そうと始まった執筆編集講座も5期目。龍鳳書房代表取締役の酒井春人講師のもと、6人の受講生がそれぞれの軌跡をたどりました。
初めは執筆に戸惑っていた受講生も、回を重ねるにつれて酒井講師とのコミュニケーションが上がり、後半は順調に進みました。Iさんは日中友好関係について、Oさんは講座や趣味の集まりでの交流について、Sさんはお兄さんの戦死を通して平和について、Fさんはご自分の子育てとIターンについて、Nさんは昭和時代の懐かしい思い出について、とバラエティーに富んでいて、いずれも読みごたえがあります。
これら5冊は2月22日、上田情報ライブラリーに寄贈され、郷土資料コーナーの執筆編集講座作品は計50冊になりました。
完成した5作品
受講者されたみなさん
作品を上田情報ライブラリーへ寄贈
第1回 10月14日
ライブラリー館長 開講のあいさつ
個別指導の様子
2013年 文章基礎講座
文章基礎講座3回シリーズが終了しました
龍鳳書房代表取締役の酒井春人さんを講師にお迎えして、魅力的な文章の書き方を学びました。
第1回目 7月20日 「作文を始める前に」
- 何を目的に何をどういう表現で書くか
- 自らの体験や蓄積した知識を大切にする
- 資料を集める 集めた資料を分類する
- 文章の構成を考える 「起承転結」「序破急」
第2回目 8月17日 「具体的な文章の書き方」
1)文章は主語述語が基本 主語と述語をできるだけ近づける
2)接続詞の多用を避ける
3)短文で表現する
4)読点やカッコの使い方に気をつける
第3回目 9月21日 「提出された文章について」
受講生から提出された1200字程度の短文に対する講評がありました。
「皆さん、素晴らしい文章で私は正直驚きました。だいぶ書き慣れているなぁというのが全体を
通しての感想です。エッセーや旅行記、研究論文など様々な内容がありましたが、それぞれに興 味をそそられました」と、嬉しいコメントがありました。
40代から80代まで23名が受講。3日間とも和気あいあいとした雰囲気の中で質問が相次ぎ、「書くこと」に対する関心の高さを伺わせました。最終日は書いた文章をお互いに交換する姿もあり、受講生同士の交流も図られたように思います。
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平成19年度(2007) 第1期 12作品
団塊世代の仕事録
趣旨・概要 スケジュール 講座・講演会の様子
平成19年度は、「団塊世代の仕事録」として実施しました。
『自分への報告書』 田中/著
『つぶやき』 萌/著
『昭和ヒトケタ生まれの仕事録』 北條 /著
『教師になどなりたくなかった 』稲垣/著
『空を見たのは』 唐澤/著
『市民と協働の図書館 上田情報ライブラリー 上』 宮下/著
『市民と協働の図書館 上田情報ライブラリー 下』 宮下/著
『広野の落日』 細尾/著
『土と共に40余年 ~花を咲かせ作物を作る~』 宮沢/著
『地域づくりと教育の創造 上 』 村山/著
『地域づくりと教育の創造 下 』 村山/著
『市役所生活思い出すまま』 坪田/著
平成20年度(2008) 第2期 執筆編集講座 10作品
仕事や研究の記録を図書館に残し地域に伝える
『信州上田へ Uターン』 池田/著
『私の歩んだ道』 三井 /著
『山に惹かれて 上田にIターンしました』 伊藤/著
『藁草履人生』 堀内/著
『思い出の記』 三井/著
『あしあと』 池田/著
『こまくさ』 田中/著
『「輝きの日々に」若き日のNostalgia』 大谷/著
『上田の洋楽事始め 』 北條/著
『須磨子への旅~前澤誠助との出会いと別れ・島村抱月の愛と苦悶~』 宮下/著
平成21年度(2009) 第3期 執筆編集講座 10作品
『東太郎山の麓で』 柳沢/著
『があたくども 小遣い稼ぎ大作戦 上巻』 山田 英男/著 鈴木/編
『があたくども 小遣い稼ぎ大作戦 下巻』 山田 英男/著 鈴木/編
『フリースタイル』 唐澤/著
『訪問かばん』 三井/著
『百味箪笥 薬剤師50年 』 工藤/著
『私の図書館見学記』 池田/著
『旅つれずれ 歌文集』 つづき/著
『SKF in 松本を楽しむ』 萌/著
『らんなー』 金井/著
平成22年度(2010) 第4期 執筆編集講座 12作品
『上田と中国(悠久の譜)虹の架け橋 』 池上/著
『絵画をめぐる旅』 海野/著
『「中鋒」が書の用筆法のすべて』 古川/著
『畳とオンドル』 羽毛田/著
『東太郎山の麓で 続 』 柳沢/著
『上紺屋町の歴史』 水野/著
『えにしはつづく』 奥村/著
『信州の地にトキが舞い降りた』 道端/著
『さよならさんかくまたきてしかく』 松山/著
『風の置きみやげ』 松山/著
『 門石長秋の生涯を辿る旅 』 村居/著
『 Life is adventure 』 安田/著
平成25年度(2013) 第5期 執筆編集講座 5作品
『一位と樟樹 上田と寧波のものがたり 』 池上/著
『よーいどん! 』 奥村/著
『誠実な人 亡き兄の御魂に捧ぐ 』 清水/著
『クリーム色の毛糸』 鈴木/著
『あの時代 』 永井/著
平成26年度(2014) 第6期 執筆編集講座 6作品
『顧みてのほほえみ‐Human History‐』 いさやま /著
『持続可能社会を考えるための読書』 井出/著
『巴』 かいせ /著
『烏帽子峯高く‐重症心身障がい児と生きる‐』 清水/著
『小さな家の小さなしあわせ』 平田 /著
『Cestrum Nocturnum』 山崎 /著